気密試験は新設時の配管施工後、ガス漏れ補修などを行った後にガス漏れがないか確認する作業になります。
又ガス漏れ時の調査にも使用します。
目次
ホースの接続
①下記のようにホース類を接続して下さい。
②窒素バルブを開けて空調機に窒素を入れていきます。
※窒素を入れる量は設計圧力付近まで入れます。
③24時間放置します。
④③の後圧力に変動が無ければガス漏れはないです。
※付近の温度によって圧力が変化するので補正を行います。
1度変化するごとに0.01補正をかけます。
例24.0度の3MPa
24時間後20度の場合2.96MPaまでは許容です。
⑤ガス漏れがあった場合、ガス漏れ調査の場合はガス漏れ検知液を使用してガス漏れ箇所の特定を行って下さい。
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