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三菱電機製エアコン「5301」調査事例

今回は三菱電機製のエアコンでの5301と言う警報が出た際の調査事例を紹介したいと思います。

目次

5301の警報とは何なのか

それでは、5301の警報が何なのかを書いてきたいと思います。

5301は、電流センサー/回路異常(圧縮機用)と言う警報になります。

想定される原因

想定される原因としては、

①圧縮機の電流センサー系の異常

②圧縮機の異常等

上記が想定されます。

今回行った調査方法

今回行った調査方法としてはまずは基盤の状況を見てみました。

この警報の場合は、電流センサーの異常が想定されるので、電流センサーなどの予備がある場合は交換してみるのもいいのかなと思います。

今回の機種の場合はインバータ基板に内蔵された電流センサーを通していたため、インバータ基板の交換が必要になります。

交換の前に圧縮機の状況を見ようと開けて見てみると、配線が腐食で切れているような状況でした。

そのようなため過電流が流れて電流を検知したため5301が出たのかなと思います。

今回の警報では圧縮機交換と過電流が流れたと想定されるため、インバーター基板も同時に交換を行いました。

結果、警報は復帰しました。

まとめ

5301の警報の場合は、電流センサーが不良になっている可能性が高いです。

運転できるのであれば、圧縮機を運転して電流値を測定して、通常通りの電流値であればインバーター基板など電流センサーを交換してみると良いです。

電流が高いようであれば何らかの原因があるかなと思うので、圧縮機の調査や冷媒系統の調査等が必要になってきます。

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この記事を書いた人

エアコンの保全を仕事にして16年です。
今まで蓄えたノウハウなどを公開していきます。
偶に木材を使ってDIYをしています。

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